やっぱいいや
12月17日日曜日
ロンドン22:30、12月17日。
ついにアムスとパリ10日間の旅のはじまりだ〜!
ビクトリアステーションを出たコーチはクリスマスを前に彩られたロンドンの街を南にひた走る。
長距離バスで海外旅行。ちょっと不思議な気分。
途中から真っ暗な道を走りながらただただ国境まで。
うきうき気分でまるで遠足前日の子供みたいな気分で、同行のねぎと話が弾む。
そしてついにユーロトンネルの入り口に到着!
まるで近未来のような景色である。なんつーか、現実感ない。
あたしマジでここにいるの?
トンネルに入る前に、一応検査官が来てバスの荷物を調べていたが、
彼らは変な黒い棒でささっとチェックをするだけで、
『そんなもんで何がわかるんじゃ〜!』
と思わずつっこみを入れたくなる。
そうこうするうちに、コーチは細長いシェルターのような、貨物列車のような入れ物に入っていった。
前から順々に、車を一台ずつ隔離するように扉が閉じていく。
壁や明かりは、まるで、
『エ、エヴァンゲリオーン!』
はたまた
『スターウォーズ!!』
みたいなSF風味の世界で思わずあたしゃ嬉しくなって大騒ぎ。
それを横でみてたねぎは、
『アンタ、ホント発言がオタクだぁね。』
とぽつり。ほっといてくれぃ。
ところが、そのハコに入ったまま、一向に何も起きる気配なし。
『もしかしてマジでSFでさ、このハコのまま瞬間移動してんじゃないの?』
なんつって更においらわくわく。
−いや、それも実はまんざらではなかった。
しばらくすると、そのハコごと動いている感覚がマジで始まったのだ。
『ひえぇぇ…』
めちゃくちゃ暑い。12月半ばだというのに、コーチの中は異常なまでの暑さ。ますますSF…?
っていうかある意味オースティン・パワーズっぽい世界かも…
とにかく暑いもんで、バスの中、みんなしてどんどん上着脱ぎだしてしまいにゃみんな半袖。
はやく出してくれ〜死にたくないよ〜
なんて思っているウチにようやく下界へ出た。
核シェルターを思わせるあの銀の箱(外見)をついに抜け出て…
あぁ、ここはもうフランスなのね。
一度給油をすませたコーチは、明かりなき田舎道を走る。
知らぬ間に眠りに落ち、気がつくともうそこはベルギーだった。
こうして2つの国を通り抜けてオランダまで行くんだ。
国境が陸続きという感覚は、やっぱり島国育ちとしてはかなりフシギなものである。
そしてまた少し眠ると、あっというまにアムステルダム!
思ったより早くついた。朝10:00(アムス時間)到着予定のはずが、時計は8:00。
1時間も早くつくコーチなんて初めて聞いたっつうの!
とりあえず、時計の針を1時間早めて、アムス滞在のはじまりはじまり。